失敗しない子ども用メガネの選び方|ブランド・保証・補助金まで徹底解説

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毎日おつかれさまです!
子どもの視力低下に気づいたとき、「どんなメガネを選べばいいの?」と不安になりますよね。
私の娘は小学校の視力検査で指摘され、眼科で詳しく検査した結果、「遠視」と「乱視」があることがわかりました。
さらにそれは生まれつきの可能性が高く、すぐに矯正用メガネが必要と。(私にとっては衝撃でした!)

私自身が裸眼ということもあり、初めての子ども用メガネ選びは右も左もわからず…。
どんなメガネがいいの?
どこのお店で買えばいいの?

ネットなどで調べてもメガネ屋さん独自の記事ばかりで(当然自社メガネのおすすめ)困りました。

実際には、ブランドデザインだけでなく、かけ心地丈夫さ保証補助金など、チェックすべきポイントがたくさんあります。

この記事では、私の体験も交えながら、「失敗しない子ども用メガネの選び方」をチェックポイントをおさえながらまとめました。
一緒に初めてのメガネを選んでいきましょう!

子どもの視力低下や検査でメガネが必要になるケース

学校での視力検査や定期健診で「視力が低下している」と指摘されると、多くの親がまず心配するのは「本当にメガネが必要なのか?」ということです。

娘も例外ではなく、学校の視力検査で「要診察」となり、眼科で精密検査を受けたところ、強めの遠視乱視があることがわかりました。

子どもの目は大人よりも柔らかく、成長過程にあるため、視力の低下は放置すると学習や生活に支障をきたすことがあります。
治療用メガネは、ただ視力を補うだけでなく、目の成長や眼精疲労の防止にも重要です。

まずは眼科に行き、メガネが必要かどうか先生に診てもらいましょう。
必要なら、処方箋をもらい、それに合ったメガネを作るという流れが一番安心です。

なぜ早めの対応が必要なのか?

早めに対応することで、将来的な視力低下を最小限に抑えることができます。
また、特に小学校低学年までの間は、目と脳をつなぐパイプが作られていく時期としてとても重要で、この時期までの対応ができないと手遅れになる場合もあります。

遠視・近視・乱視・弱視の違い

遠視

本来焦点を合わせたい位置よりも奥でピントが合ってしまう状態です。
近くを見る時も遠くを見る時も見えづらいので、ピントを合わせるために眼球が常に頑張っている(力が入っている)状態で疲れやすくなってしまいます。
これを放置すると、黒目の向きが顔の中心や違う方向に向いてしまう斜視になったり、さらなる視力低下の可能性があります。

近視

遠くのものがぼやけて見える状態です。
手前にピントが合わせやすい状態なので、近くははっきりと見えている方が多いです。

乱視

レンズの働きをする角膜や水晶体に歪みがあり、それによって焦点が合わない状態です。
目の屈折力が方向によって異なるので、ピントがズレて、ぶれたりぼけたりして見えるのが特徴です。

弱視

視力の発達が十分でない状態です。

視力低下のサイン

年齢が低いほど、視力の悪さや変化に自分では気づけません
以下のサインを見逃さないように、今一度お子さんの状態をチェックをしてみてください。

✔︎学校の検査で要検査が出ている
✔︎目を細めて物を見る
✔︎テレビや本を近づけて見る
✔︎物をよく見ようと目をこする
✔︎落ち着きがない
✔︎よくつまずいたり、物にぶつかる
✔︎黒目の向きがおかしい
✔︎片方の目だけが光る

娘は小1の頃から遠くが見えづらそうだったから、すぐ病院へ連れて行ってあげればよかったと後悔したよ。
補助金の期限とも関係があるからサインを見つけたり、心配な時は早めの受診を検討してね。

子ども用メガネの店舗選びのポイント3つ

眼科でメガネを作ってくださいと言われても、周りにはメガネ屋さんがたくさんあってどこに行けばいいかわからないですよね。
以下3つのポイントを参考にして、まずはたくさんある店舗からしぼってみてください。

1.フィッティング技術力が高い

メガネを正しくつけるには、一人一人に合った丁寧な調整が不可欠。
メガネを仕立てる国家資格「眼鏡作成技能士」がいると安心。

2.通いやすい立地

子どもの視力や体格は変化しやすいです。
視力や年齢に合った適切なメガネを使用するためには、大人以上にこまめなメンテナンスが必要。
通いやすい場所にあるお店を選びましょう。

3.アフターケアや保証内容を確認

見え具合やかけ心地の確認、クリーニングやパーツ交換の対応、品質や破損した時の保証など、店舗によって様々です。
購入前にあらかじめ確認しましょう。

私たちは2日間で5店舗まわって決めたよ。
自分だけなら多分あと3〜5店舗はまわれたけど、子どもが飽きてきてたし、早く可愛いメガネ買いたい!という本人の思いもあったから5店舗で終了(笑)

店舗ごとの保証内容を比較

購入前に保証内容を確認しておくと安心です。主要店舗6店の比較は以下の通りです。
子ども用メガネに限ります(大人用は保証内容が異なります)
※各店舗や状況によって異なる場合もあるので、必ず購入店舗で確認してください

各店舗で保証内容や期間、対応サービスが違うから、購入前に必ず確認!
たとえば今回私たちが購入したメガネ21は、度数交換の保証が短い代わりに、商品代がおさえられてたりするから、保証と商品代金のトータルで考えるといいね◎

メガネ店(キッズ)度数交換 ※1品質保証 ※2破損保証 ※3紛失保証 ※4
J!NS1年以内|2回まで|無料
※U-18 PASSPORT入会時(入会は無料)
1年以内|無料××
Zoff1年以内|2回まで|無料1年以内|無料無期限|回数制限なし|かかり具合調整無料×
眼鏡市場1年以内|回数制限なし|無料1年以内|無料・3ヶ月以内|1回まで|無料交換
・4ヶ月〜1年以内|1回限り|通常価格の半額で交換
×
パリミキ1年以内|1回まで|無料1年以内|無料・3ヶ月以内|1回まで|無料交換
・4ヶ月〜1年以内|通常価格の半額で交換
※自損・他損限らずOK
×
メガネの田中1年以内|1回まで|無料1年以内|無料・3ヶ月以内|1回まで|無料交換
・4ヶ月〜1年以内|通常価格の半額で交換
1年以内|通常価格の半額で交換
メガネ2160日以内|1回まで|無料無期限|回数制限なし|店頭修理のみ無料無期限|回数制限なし|店頭修理のみ無料×

※1 度数交換:処方箋を元に作ったメガネは再度新しい処方箋が必要
※2 品質保証:正常な使用で、商品自体に問題が認められる場合のみ。自損は対象外
※3 破損保証:セール品などは割引適応前の価格。別途パーツ代などかかる場合あり
※4 紛失保証:警察へ遺失届書を提出の上、遺失届出番号が必要

娘は物を大切に扱う方だけど、購入して5日後にテンプルがゆがんで(どうやらお友達が何人も触ったみたい)、早々にお店に直しに行ったよ^ ^;
直しは無料で時間は5分くらい。
メガネは買って終わりじゃないから「長期」で考えてね。

子ども用メガネを選ぶときのチェックポイント

結論我が家は、本人が一番気に入ったものを選びました。
えー!という声が聞こえてきそうですが、メガネ店の方も言われていました、本人が気に入ったものでないとつけなくなる可能性が高いと…

ただそうは言っても親としては、耐久性安全性も含めてお子さんに合ったものを見つけたいですよね。
以下チェックポイントをまとめたので参考にしてください。
また、最後はお店の方にしっかりチェックしてもらうのも忘れずに。

かけ心地・フィット感

メガネは長時間かけるもの。
鼻や耳にしっかりフィットしているか、ずれにくい設計かどうかを確認しましょう。
フィット感が悪いと、子どもが自ら外してしまったり、正しい視力補正ができないことがあります。

・鼻パッドが隙間なく鼻に当たっているか
・テンプル(耳にかかるつるの部分)のアーチがしっかり引っかかっている
・モダン(テンプルの先端部分)の先が耳の穴よりも下に届いている
・長時間かけるものなので軽い方が望ましい(フレーム+レンズ)

丈夫さ・壊れにくさ

子どもは活発に動き回るため、メガネが壊れやすいのは避けたいポイントです。
耐久性のあるフレームや、衝撃に強いレンズ素材を選ぶと安心です。

・型が崩れにくく丈夫そうか

デザインや子どもの好み

いくら機能などを重視しても、似合っていなかったり、好みでないとかけなくなる可能性がぐんと高まります。
メガネは治療用なのでかけてくれないことには意味がありません。
我が家では、本人がメゾピアノのデザインを気に入り、これを選んだことで、自ら嬉しそうにつけてくれています。

サイズの目安

お店に置いてあるメガネには大体レンズにサイズが記載してあるので、お子さんにあったサイズの中から選んでみてください。

・KIDS 7〜10歳
レンズ幅:44〜46
天地幅:28〜29

・JUNIOR 10〜15歳
レンズ幅:47〜51
天地幅:28〜36


人気ブランドの特徴3選

トマトグラッシーズ

軽くて安全!元気に動き回るお子さんの「はじめてのメガネ」にぴったり!

・サイズ・デザインが豊富
乳児と子どもメガネの専門ブランドなので、赤ちゃんから小学生まで幅広く対応
成長に合わせて調整ができて長く使える。
大人用もあります。

・安心素材でかけ心地も快適
医療用のカテーテルや哺乳瓶と同じ、軽くて安全な素材を使用。
肌あたりが良く、耳も痛くなりにくく元気なお子さんにもピッタリ。

・フィット感抜群
テンプル(耳にかかるつるの部分)の長さや鼻パッドの高さを細かく調整できて、ずれ落ちにくくフィットする設計。

・専用バンド付属
度数が高いなど重いレンズをつけたり、活発に動くときなどに専用バンドをつけることでずれ落ちず、安全。

赤ちゃんが寝返りをうってもかけられる、0歳からOKなものもあるよ。
細かく調整できたり、安心安全の面からも、私の中では本当はこれが有力候補でした^ ^;

メゾピアノ(公式サイトなし)

かわいいものとオシャレが大好きな、女の子のためのブランド!

・とにかくかわいいデザイン
人気ファッションブランド「Mezzo Piano(メゾピアノ)」らしいキュートなデザイ

・細部までこだわった装飾
テンプル(耳にかかるつるの部分)部分のリボンやハートなど、細かいデザインも魅力。

・素材が軽くて疲れにくい
軽い
ので長時間つけていても疲れにくい。

・専用ケース付き
純正のかわいい専用メガネケースが無料でついてくるのは嬉しいポイント。

娘と選んだのはテンプルの星が可愛いこちら。ほんとに可愛くて、これならかけてもいい、むしろかけたいと思えるデザイン!

コンバース(公式サイトなし)

かっこよさと実用性を両立したい男の子におすすめのブランド!

・カジュアルでかっこいいデザイン
カジュアルスポーツブランドらしい、スポーツにも普段使いにも使える、実用性の高いデザイン。

・安心設計
テンプル(耳にかかるつるの部分)に弾力性があってしなやかなかけ心地と、鼻あてが細かく調整できるので安心安全。

・スポーツ用ゴーグルも展開
サッカーやバスケットなど、激しい動きでも安心なスポーツ用ゴーグルも展開。

選び方のコツ
ブランドの特徴を把握したうえで、耐久性・かけ心地・調整のしやすさ・本人の好みを優先するのがポイント。
「見た目だけで選ぶと後で不便になる」
「丈夫さだけだと本人が嫌がる」
といったバランスを意識すると良いでしょう。
まだ好みなどがない小さいお子さんには、トマトグラシーズのような安心・安全・快適さを優先しましょう。

お店に行く前、メガネブランドをネットで調べた時に、まず「トマトグラッシーズ」がいいらしいと分かったけど、近くのお店で取り扱いが出てこなくなくてガッカリ…
でも実際お店に行くと取り扱ってるところが何店舗かあったから、気になるブランドがあれば行きたい店舗に事前に問い合わせたり、実際近くの店舗をまわってみるのがいいよ!


子どものメガネ購入で活用できる補助金と保険適応

9歳未満の小児の弱視斜視及び先天性白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる眼鏡は、各保障者(健保組合、社保、国保)より療養費の支給が認められています。

対象者
・健康保険に加入
・健康保険適用であること(弱視、斜視、先天性白内障術後の屈折矯正、いずれかの診断を受けている)
・年齢が9歳未満
・上記かつ前回の助成から一定期間空いていること(5歳未満:前回の作成から1年以上経過、5歳以上:前回の作成から2年以上経過)

補助金と保険適応

メガネ購入金額補助金(給付額)
40,492円(税込)未満未就学児 購入金額×0.8円+子ども医療費助成制度(自治体)
9歳未満の就学児 購入金額×0.7円+子ども医療費助成制度(自治体)
40,492円(税込)以上未就学児 上限額40,492×0.8=32,394円+子ども医療費助成制度(自治体)
9歳未満の就学児 上限額40,492×0.7=28,344円+子ども医療費助成制度(自治体)

※子ども医療費助成制度は、自治体によって異なります。詳細については、お住まいの自治体にご確認ください。

再給付を受ける際は期間に注意

5歳未満前回の給付から1年以上後から
5歳以上前回の給付から2年以上後から

娘は7歳でメガネを作ったから、次に給付を受けようとしても9歳になってるから受けられないよ。(給付は今回の1回限り…)
再給付の期間と年齢制限に注意!

申請方法

ご加入の健康保険組合に必要書類を提出します。

必要書類
①療養費支給申請書
(ご加入の健康保険組合窓口等にあります)
②医師による証明書:治療用眼鏡等作成指示書
③領収書:メガネ店で購入した際の領収書
(処方箋の発行日付より後であること)
その他持参物
①保険証
②印鑑

◆協会けんぽにご加入の方の申請はこちら

全国健康保険協会 協会けんぽ『健康保険療養費支給申請書(立替払等、治療用装具)』

申請の流れ

①眼科を受診し、治療用眼鏡等作成指示書眼鏡処方箋を受け取る。
②メガネ店に眼鏡処方箋を持参し、眼鏡を作成。いったん全額を支払い領収書を受け取る。
③ご加入の保険組合より、療養費支給申請書を受け取り、必要事項を記入する。
④ご加入の保険組合に、療養費支給申請書治療用眼鏡等作成指示書領収書を提出する。
⑤補助金の受け取り。

※必要書類や申請方法は、自治体によって異なる場合があります。詳細については、お住まいの自治体にご確認ください。


まとめ|親も子も納得できる子ども用メガネ選び

子どものメガネは「視力を補う・矯正する道具」であると同時に、毎日の生活や学習に欠かせないパートナーです。
だからこそ、フィッティング・保証・補助金・デザインといったポイントをしっかり押さえたうえで、本人が納得してかけ続けられる一本を選ぶことが大切です。

私自身、娘のメガネ選びを通して「情報を知っているかどうか」で安心感が大きく変わると実感しました。
この記事が、あなたのお子さんに合ったメガネを見つけるための手助けになれば嬉しいです。

まずは眼科で診察を受け、必要に応じて信頼できる店舗で相談してみてください。
親も子も笑顔になれる「失敗しないメガネ選び」ができますように!


無理せず、楽しく、自分らしく!

1つでも参考になれば嬉しいです!

この記事を書いた人
ayamin_

ふたりの子どもを育てるアラフォーママ、ayamin_です。

エステティシャン、化粧品メーカー、お花屋さんなど、美容・健康・癒しにまつわるお仕事を経験。

美容と食の「オイルソムリエ」資格や、大好きなスキンケアの知識(化粧品検定取得)を活かして、美容のこと、健康のこと、そして子育てのこと──
等身大の視点で、やさしく丁寧にお届けしていきます。

モットーは「無理せず、楽しく、自分らしく!」。
あなたの毎日に、そっと寄り添えるヒントをお届けできたら嬉しいです。

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